ハイスペックさんと初デート7
ハイスペックさんは私には大変もったいない方ですが結婚となるとお互い幸せならなれないと判断。
ハイスペックさんはその名の通り大変ハイスペックな方なので、私のような器の狭い人間より、もっと懐の大きな、人の出来た女性がお似合いなのではないでしょうか。
私はまだそこまで大人になりきれませんので、ハイスペックさんの悪気なし攻撃は気になってしまいます。
悪意のある人と悪意のない人。
自覚している分、改善の余地があるのは「悪意がある人」。「悪気なく悪いことをする人は改善の余地がない。悪意がないは最大の悪意」なんて言ったのはどこの心理学だったか論文だったか本だっか忘れてしまいましたが、この意見は私も同意しております。
仕事もそうですが、問題を問題と認識出来なければ解決まで話が進みませんし、そういうのが許されるのは20代までがギリギリかと私は考えます。
悪気がない失礼な方と友達にはなれませんのに結婚相手となると365日を共にするのですから精神的負担が大きすぎる。
さて、もうハイスペックさんとの未来はないと判断。
ただまだこれからお夕飯までに時間あります。
正直帰りたいけど、ハイスペックさん的にはどうなんでしょう?
ハイスペックさんも「虎子さんないわ〜」とか思ってくれてるならスムーズなのですが・・・。
ハイスペックさん、どうやら虎子節MAXにあてられてスイッチ入ってしまったご様子。
仕事の話から婚活体験記、プライベートの事からトークが止まりません。
私もよせばいいのにアダルドチルドレンの症状発揮、自分の感情を封印して相手の望んでいる反応をついついやってしまいました。
癖なんですよね、これ・・・。
やめたいのにやれめない・・・。
結果、嘘のように時間経過。お夕飯の時間となりました。
この後お夕飯をご一緒するのですが、俺のトークが炸裂するぜ!!なハイスペックさんとアダルトチルドレンモードの私は続き、お夕飯を食べて解散となりました。
なんかもう会話とかご飯とか全く覚えてません・・・。
一つ覚えているのはお夕飯が終わってから「虎子さんとのお別れが名残惜しいです。最後に食後のコーヒー如何ですか?」とか言われて泣きそうだった事ぐらい(笑)
どんだけカフェ好きなんだよ(笑)